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Power Stone Dictionary ***石のいろいろ
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スピネル【尖晶石】…安全。発展・努力・向上への意欲

様々な方面で新しいエネルギーを生み出し常に新鮮さを保って
明晰な思考でいられるよう導く力があるとされています。

spinel.jpg

Spinel
和名☆尖晶石
硬度☆8
産地☆ビルマ・アフガニスタン・タイ・オーストラリア
   スウェーデン・ブラジル・アメリカ


スピネルはラテン語のspina「とげ」に由来するという。ピラミッドを二つ重ねたような双晶形の結晶が、とがったとげに見えたかららしい。「閃光」を意味するギリシア語を語源とする説もある。





元は無色だが、含有する成分によって様々な色になる。宝飾用に流通しているのは赤く透明のものが多いが、ルビーとよく似ている為、長い間混同されていた。英国の戴冠式用の王冠についているルビーも、鑑定の結果スピネルだったという逸話がある。ミャンマー(旧ビルマ)のモゴック地区が最大の産出地。ここではルビーの最上質の色のもの(ピジョンブラッド)も産出される。ルビー、サファイアよりも大きなものが産出され、廉価で硬度は8.ものによっては、稀に4条(+)、6条(*)のスターがでる。赤色のスピネルには『スピネル・ルビー』『バラス・ルビー』という誤称がある。

スピネルの色は様々で、ルビーの赤、血赤色、淡紅色、青色の濃淡、紫青色の濃淡、黄色、無色、ときには黒色もある。無色は通常ピンクがかっている。赤とピンクのスピネルの色は、ルビーと同じ酸化クロム、青色は鉄分の含有による。どちらもルビー、サファイアに酷似の色をしているのが特徴でコランダムと間違えられやすい。スピネルの光沢はガラス状光沢で、研磨すると輝きが出る。スター効果を示すスピネルも見つかっており、スター・スピネルと呼ばれるが、色は灰青色から黒色で、十字スターとなる。

努力・発展・向上を説き目標に向かって
前進を試みようという意欲を湧き立たせてくれるそうです
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参考文献
宝石&貴石 神秘力活用マニュアル
パワーストーン―魔法の石カタログ
鉱物図鑑 パワーストーン百科全書331―先達が語る鉱物にまつわる叡智
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